皆さんも、『引き寄せの法則』と言う言葉を耳にすることがあると思います。
それについて書かれた著書や解説などもたくさんありますが、今回はこの『引き寄せ』について考えてみたいと思います。
まずお伝えしたいことは、『引き寄せ』とは欲しいものを手に入れるための法則ではないということです。
『引き寄せ』とは、私達の人生に対する考え方、姿勢のことなのです。
それでは、今回は以下のポイントについてまとめていきたいと思います。
・本当の『引き寄せ』とは
・全ては物の見方次第
・自分を愛すること
・自分の幸せを最優先にするべき理由
本当の『引き寄せ』とは

多くの人は引き寄せの法則のことを、理想の暮らしを手に入れたり、理想の恋人を手に入れたり、大金を手に入れたりすることだと考えてしまいます。確かに、それが達成できたのなら嬉しいことです。
しかし、人間は今欲している物を手に入れることが出来たとしても、いずれ時間が経つと不満を持つようになってしまいます。
欲しいと思っていた物が手に入ったのに、使っているうちに不満が出ていたり、好きな人と一緒になれたのに、気になる部分やマイナスな部分が目に付くようになってきてしまいます。
生活にしても、良い暮らしがしたいと思って一生懸命働いて手に入れたにも拘らず、慣れてしまうとそれにも満足出来なくなり、もっと良い暮らしがしたくなるものです。
それは、私達は欲しいと思っている物を手に入れても、それが本当の幸せとは限らないということです。
私達が求めているのは幸せであって、それを手に入れることが目的です。欲しい物を手に入れる、理想の相手と出会うということは幸運なことではありますが、それは人生の目的ではないのです。
私達の人生の目的とは、本当の幸せを手に入れること。
では、どうすれば本当の幸せを手に入れる、引き寄せることができるのでしょうか?
それは、自分自身を愛することから始まります。そして、常に前向きでポジティブな気分でいること。
本当の幸せとは何か物質的な物ではありません。このマインドこそが、引き寄せの法則の本質なのです。
多くの人が、『引き寄せ』のことを何か自分が欲している物を手に入れることだと思っています。
つまり、自分の内的要因ではなく、外側になる何かを手に入れることによって、外的要因によって幸せになろうとしているのです。
しかし、自分の幸せとは自分の内側にしか存在しないのです。幸せとは自分で感じることで、幸せとはあなたの主観に過ぎないのです。
自分の内側に意識を向け、そこに変化が生まれると、後から物質的な外側に求めていた物は自然と手に入るようになります。
まずは自分が幸せな気分になるということが最も大切で、その状態になることで自分が望んでいた外的要因による幸せも引き寄せられるということです。
幸せになるために最も大切なことは『いつも幸せな気分』でいるということです。
全ては物の見方次第

もし、『引き寄せ』で良いことだけを引き寄せたいと考えているのなら、それは間違っています。
それは、外的要因によって幸せにしてもらおうという考え方を持っている証拠です。
『引き寄せ』の本質、本当の幸せとは先述した通り、理想の物や理想の人など外的要因によって手に入る物ではないのです。
自分で自分を幸せにする。これしか方法はありません。
あらゆる物に幸せを見つけ、自分を肯定し、常に前向きなポジティブな気分でいること。
幸せな気分でいることで、以前はそう感じることもなかった、ちょっとした出来事にも幸せを見つけることが出来るようになり、自然と良いことが引き寄せられるようになるのです。
引き寄せの法則とは、人生に対する考え方、姿勢のようなもの
毎日どんな気分で過ごしているか、家族や友達、同僚に感謝の気持ちを持って過ごしているか、愚痴や批判などばかりを口にしていないか。
前向きに、ポジティブな気分で生きているか、その全てが引き寄せが出来るかどうかに繋がっています。
自分の生き方、性格、能力、全てをまずは肯定すること。
どんな状況であっても自分を愛することが出来るか、環境を愛することが出来るか、それが幸せを発見する能力であり、人や環境の愛すべき長所を発見する能力のことなのです。
『引き寄せ』とは次々と良い事だけが起こるような魔法ではありません。自分が世界をどう見ているかを変えることで、喜びが溢れる幸せな人生にすることが出来るのです。
そういう意味では『引き寄せの法則』とは、完全に自分の主観によるもので、どこか宗教とも哲学とも共通しているかもしれません。
幸せを感じるかどうかは、全て私達の物の見方次第と言えるのです。
それは、「成功」についても同じことが言えます。
普通の人なら感じることもないような、日常の些細な事に気付けるか、それをチャンスというポジティブな見方をする人だけが「成功」を掴むのではないでしょうか。
そして、チャンスを見つけた時に実際に行動を起こせる人も、やはりポジティブに物を見ている人だけなのです。
例えば、収入が少ない人がいるとします。しかし、その少ない収入でも毎日楽しく生活している人はたくさんいます。物質的には裕福ではないかもしれません。それでも、その生活に楽しさを見出し、幸せを感じながら生きているその人は、成功している人なのです。それも全て、物の見方によって決まっています。
物の見方とは、言い換えれば心の状態とも言えます。行動、成功、幸せなど全ての事は、この心の状態によって決まっているのです。
そして、物の見方を変えるには、自分を愛するということがとても重要になってきます。
自分を愛すること

この自分を愛するということが、『引き寄せの法則』において最も重要と言えます。それが全てと言っても過言ではありません。
自分を愛することとは、自己肯定とも言い換えられます。『引き寄せの法則』とはこの『自己肯定』と密接に関わっているのです。
『自己肯定』とは『そのままの自分を認め、愛すること』
そのままの自分を愛せるようになると、常に気持ちポジディブでいられるようになります。よって、良いことが次々と引き寄せられてくるのです。
では、どうすれば自分を愛せるようになるのか。ポイントは次の4つです。
自分自身に意識を向け、自分自身を深く知ること
自分の感情に嘘をつかず、自分らしく生きること
自分を満たすことを最優先にすること
存在しているだけで価値があるということを知ること
自分自身に意識を向け、自分自身を深く知ること
自分を愛するということは、自分にもっと意識を向けてあげることから始まります。
これまで、他人のことばかりに気を取られていた時間を自分のことを考えることに使うのです。
自分はどういう性格なのか、自分何が好きで何が嫌いなのか、自分は何をしている時間が好きなのか、などとにかく自分にもっと関心を向けることで自分を肯定するようにします。
これが自分を愛する第一歩です。
そして、自分を今まで以上に知ることが出来たら、それを否定せずに認めること。
私達が誰かを愛する時、まずはその人を知りたいと思うはずです。その人を知ることから始め、そしてその人を認めることでその先にある愛という感情を持つのではないでしょうか。
自分に対してもそれと同じプロセスが必要なのです。
自分の感情に嘘をつかず、自分らしく生きること
自分を愛するには、「自分らしく生きること」が重要です。
やりたくない事は出来るだけやらずに、自分がやりたいと思う事をやること。と言っても仕事であれなんであれ、やりたくなくてもやらなければいけないことはあります。そんな時は、その行動の中にもワクワクするような要素を見つければいいのです。
自分のやりたいと思うことは全部やるという考え方、生き方が自分らしい生き方となっていきます。
「成長」も自分らしく生きることが大切で、成長というと知識を増やしたり、出来ないことを出来るようにすることばかりを考えてしまいます。それはもちろん大切ですが、そのように知識を増やしたり、出来ないことを出来るようにする努力は自分の人生をもっと豊かにするためにする行動です。
自分を満たすことを最優先にすること
自分を愛するには、自分の幸せを感じていなくてはいけません。
少し極端な言い方に聞こえるかもしれませんが、例えば人に何かをしてあげる時も、自分が心地よく感じるかどうかを選択の基準とするべきなのです。こちらについては後ほど詳しく説明いたします。
どんな時でも、最優先とするべきなのは自分自身がどう感じるかです。
誤解を恐れずに言うならば、自分の本当の幸せとは、他人には一切関係ないのです。これが真実です。
存在しているだけで価値があるということを知ること
自分が存在すること自体が尊いと感じること、それが自分を愛するということです。
私達自身もそう、この世の中に存在している全ての物が、存在していること自体に価値があり、誰かに何かしらの影響を与えており、何かの役に立っている存在なのです。
この世の中は、そんなあらゆるバランスの中に成り立っており、私達一人一人がこの世の中を形成する一部なのです。
この考え方が出来ている人は常にポジティブで、周囲の人や環境を愛し、感謝している状態なので、常にあらゆる物を引き付ける状態となっています。
自分の幸せを最優先にするべき理由

本当に自分の幸せが最優先でいいのかと不安に思う人もいるでしょう。
しかし、自分の幸せを後回しにしてしまうと、必ずどこかで不満が溢れてしまうことになります。
自分のことばかりを考えていると自己中心的と思ってしまうかもしれません。しかし、考えてみてください。
自分が楽しいと感じることをして、気持ちがポジティブになっている時と、やりたくないことを我慢して続けて、毎日をネガティブな気分で過ごしている時、どちらの状態が周りの人に良い影響を与えるでしょうか?
つまり、真実は逆なのです。
人は、自分が満たされていない時に、人に対しても強く当たるようになります。本当は自分の人生や状態に対して不満を持っているだけなのに、そのネガティブなエネルギーを他人に対して向けるようになります。
自分に不足している部分を相手に補ってもらおうとする。自分の力で幸せを感じることができないから、誰かに幸せにしてもらおうとするようになるのです。
正に、他人に依存している状態です。
私達は、どこか自分の幸せよりも皆んなの幸せを優先するべきだ、自分のためよりも世のため、というような考え方を持つべきだと考えてきました。
人の為にと言って行動しているその気持ちが「偽」になっていませんか?
一方で、自分の為に生きて自分が満たされている人は、周囲に対してもポジティブな影響を与えられるようになります。
自分は既に満たされているため、誰かに幸せにしてもらおうといった依存した考え方もなくなります。
そのままの自分の姿を認められるようになると、心に余裕が生まれ相手のことも尊重することが出来るようになります。
自分が満たされている状態になることで初めて、他者に依存する状態ではなくなり、今度は他者に与えることが出来るようになるのです。
そして、自分を愛し、満たせば満たすほど周囲に与えるポジティブな影響も大きくなるのです。それは決して自己中心的な生き方ではなく、自然と周囲へ幸せを与えられるようになっていくのです。
自分を愛すること、自分を満たすことは決して自己中心的考え方ではありません。まずは、自分のことを最優先で考えましょう。
『引き寄せの法則』とは、自分を愛することから始まり、それが全てなのです。
自分の幸せは、
他人によってもたらされるものではなく、
自分自身で決めるのです。
自分を愛し、幸せを感じることが出来る心を持つことが、
幸せになるということなのです。

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